夏場の樹木の水やり

6月に梅雨が明け、愛知県では40℃にも迫る暑さが連日続いて、寝不足で夏バテしそうです。

皆様も熱中症と体調管理には気を付けてください。

ここでは会社勤めのときに学んだ、夏場(7月~9月)の樹木の水やりについて書いていこうと思います。

 

夏場は、樹木たちも枯れないように水分がたくさん必要になってきます。特に雨が降らない状況では新植した樹木たちは水枯れすることが多いです。

皆様は、どれぐらいの水の量をあげたらよいか解りますか?

ジョーロ1杯程度でよいのではと思っていませんか?

樹木には全然、水が足りていません。

基本、樹木にどれだけの量のお水をあげたらよいかというと、中高木1本に対して6ℓのバケツで2杯ほど、低木寄植については、1㎡あたり6ℓの量のお水をあげてください。

ところでホースリールが付いた散水ホースで水やりを行うと、水の量がわかりにくくなると思います。目安としては、6ℓのバケツに水をためる必要な時間を計ります。

例えですが、自分が持っているホースでバケツを満タンにするのに40秒かかったら、40秒×2杯の80秒間が水やりに必要な時間になります。

また回数と時間帯ですが、

回数は、梅雨明けした7月~9月は毎日行ってください。

時間帯は、朝の早い時間か夕方の涼しい時間におこなってください。

また夕方の涼しい時間にあげるときは、地面に中高木1本に対して6ℓのバケツ2杯の量のお水をあげたあと、樹木を冷やすい意味で全体にも水をかけてあげるとさらによいです。

見た目に樹木が生き生きしますよ。(朝方の水やりにこの行為はNGです。葉っぱに残った水滴がレンズ効果で葉っぱを焼いてしまいます。)

 

毎日は大変と考えてしまいますが、自分も水に接することで涼しくなるので、前向きに水やりをしてもらえればと思います。

2年後、3年後、将来、緑あふれる素敵なお庭になること楽しみに頑張りましょう。

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