2022/06/05
f様邸の施工事例(愛知県豊田市)の写真をアップしました。
Aハウスメーカーの高低差がある外構新築の物件です。
建物に自然となじむよう、宅配ボックス付き機能門柱を玄関扉の色と木調の同系色としました。建物の外壁が濃紺でサッシの枠などの金物が黒色を使ってたため、手摺、フェンスは同じ黒系色を使い、またフェンスのパネルは道路の見映えを考慮して木調のパネルを使っています。
あと外構で特徴をもたらしたのは、階段の床面を立ち上げ部分より持ち出すことにより、素材は安価なコンクリート製品を使っていますが高級感がでる階段に仕上がっています。コスト面と施工時間を考えると、立上りを化粧CBとし床面をコンクリート製品を使った場合、タイル仕上の階段に比べると格段に早いものになり、それなりに見映えもよかったです。
高低差がある場合でよく階段幅が1.0mもない外構を見掛けますが、荷物の搬入など考えると私はゆとりがでるよう階段幅を1.5mとるようお話ししています。
また建物・外構の全体の色のバランスを考えたときに、建物が濃い色の場合は同じような濃い色を持ってくると全体が重たくなり暗い雰囲気になってしまいますが、外構の色を全体に薄い系統の色を使うことで明るさがでて全体の色のバランスが落ち着きます。
階段の幅、建物・外構の色のバランスについて、今回の施工写真がその事例になります。
近年、いろいろなエクステリアメーカーが木調のフィルムが貼ってあるエクステリア商品をだしています。まだまだコストは高いですが、部分的にデザインが必要なところで使用すると、柔らかさのある外構・エクステリアができますよ。